9月29日、美術家の白川昌生さんと、まつさかチャレンジドプレイス希望の園の村林真哉さんとのトークイベント「贈与としての美術」を開催しました。
白川さんは、あいちトリエンナーレ2016の出展作家。この日の会場のすぐ近くの八木兵錦6号館で、その作品が展示されています。また、村林さんは、トークイベントや絵画出展、舞台発表と、様々な形で、全国障害者芸術・文化祭にご参加いただきます。村林さんによれば、今の自分があるのは、白川さんとの出会いがあるからこそ、という旧知のお二人。まさに、トリエンナーレと障害者芸術・文化祭がクロスするトークイベントです。
白川さんからは、村林さんからの質問に答える形で、トリエンナーレ出展作品の制作意図やヨーロッパで活動していた若い日の貴重な体験談、また、人類にとってのアートとは…といった話題まで、幅広いお話をいただきました。
また、村林さんからは、障害のある方のアート活動に関わるようになった経緯や、希望の園の取組、12月の障害者芸術・文化祭に出展するアーティストのエピソードなどをご紹介いただきました。
ときに、本大会のキュレーターでこの日の司会を務めていただいた鈴木敏春さんもお話に参加され、自由でそして、内容の深いトークイベントとなりました。
(Y.S)