フリークライミングは、ロープやマットなどで安全確保の上、自分の体一つで壁や岩に向かい合うスポーツです。「難しそう！」「自分には無理！」と思う方も多いかもしれませんが、実は視覚障害者を始め、たくさんの障害のある方が楽しんでいるスポーツです。「見えない人がどうやって登るの？」見えなくても、手探り足探りで力強く登っていきます。晴眼者が、どこにどんなホールド（ホールドは壁に付いた突起物のこと）があるのかを伝えることで、自分のペースで自身の目標に向かって登ることができます。障害者向けに特別にデザインされたものではなく、障害のある人もない人も同じルールで一緒に楽しめ、達成感を味わえるのが、クライミングの魅力の一つです。

ナディアパークに6メートルのクライミング壁が登場します。