アティックアート展
愛知芸術文化センター地下2階の吹き抜け空間に、高さ3mの工事壁の囲いが登場!
壁面には、障害のある方の作品がデザインされており、囲いの中に入ると、絵画の作品や絵画をもとにデザインされたティッシュボックスや封筒などが展示されています。
これは、(一社)アティックアートによる展示。障害のある方の作品を活用した各企業さんの取組を紹介しています。展示されているティッシュボックスや封筒は、実際に企業さんで使用されているもの。
こうした取組を通して、障害のある方の作品の素晴らしさを多くの方に知っていただけることは、心強い限りです。
今回の大会でも、人の往来が多い愛知芸術文化センター地下2階で展示することで、多くの人にご覧いただくことができました((一社)アティックアートの取組は、9月のプレイベント「アティックアート展」でも紹介しました)。
あいちアール・ブリュット優秀作品特別展
愛知芸術文化センター地下2階のアートスペースXでは、あいちアール・ブリュット優秀作品特別展を開催。11月の「あいちアール・ブリュット展」に公募でお寄せいただいた550点から選ばれた30点の作品をご紹介しました。
初日には、大村知事も来場。入賞された方お一人ずつに賞状をお贈りしました。また、最終日には、作者による作品ガイダンスを開催し、お二人の作者さんから、直接作品について説明していただきました。
会場では、12月6日まで、豊田市障がい者作品展の優秀作品を同時展示。全国大会との連携事業として、同作品展で「あいち大会キュレーター賞」も設けていただきました。
また、会場横の愛知芸術文化センター地下2階南玄関付近では、あいちアール・ブリュット出前講座で制作した作品「Lily of the Valley-幸せの鈴が鳴る」を展示。スズランの花をイメージした展示台で、県内6施設で制作された個性豊かな風鈴の花が咲きました。
*あいちアール・ブリュット出前講座実施の様子はこちら。
*タブレットキャプションでも紹介しています。
書を使った共同制作「ゲイジュツの和(輪)」
愛知芸術文化センター12階のロビーでは、書を使った共同制作作品「ゲイジュツの和(輪)」を展示。春日井市内の特別支援学校の児童生徒20名と、大村知事、伊藤春日井市長に参加いただき、10月に制作した作品です。
作品指導は、地元春日井の書家である安達柏亭さん。この作品では、大会ポスターのメインデザインがイメージされており、子どもたち一人ひとりの多様な個性が、「和」の周りを彩っています。
また、12月9日の開会式の際には、開会式会場の大ホールのホワイエに展示し、多くの方にご覧いただくことができました。
* 10月の共同制作の様子はこちら。
*タブレットキャプションでも紹介しています。
愛知芸術文化センターでは、開会式に先行して、12月3日から美術・文芸作品展を開催し、多くの方に作品をご覧いただくことができました。こうした展示を通して、障害のある人の芸術活動の幅の広さやおもしろさを感じていただけたのではないかと思います。